パタヤのどのエリアがベストなのか?

パタヤは7つのエリアに区切ることが出来ます。各エリアによって、不動産マーケット投資における、その特徴は異なります。以下のリンクから、各エリアの優位性や着眼点をご説明いたします。
ナクルア/ウォンマット
パタヤの北部を占める、ナクルア/ウォンマットは、北側と西側にビーチがあるエクスクルシブなエリアとなっています。
パタヤの他の殆どの地域が、ビーチ沿いの道路の反対側に建っているのに対し、このエリアはビーチ側(ビーチ・フロント)に建設することが可能となっており、その価格も他のエリアよりも高くなる傾向があります。
ただプロパティ建設可能用地もかなり使用されてしまっており、ゆえにプロパティの資産評価額は、他のどのエリアよりも高くなっております。
このエリアの現時点でのデメリットとしては、初期購入価格が若干他のエリアと比べて高いこと以外に、周辺が開発途中で、お店、レストラン、バー、その他の娯楽施設等が、若干距離が離れているところにあることです
セントラルパタヤ
セントラルパタヤはパタヤの中でも最も歴史が古いエリアで、それゆえ最も開発が進んでおり、プロパティ建設可能用地もかなり活用されている状態となっています。
このエリアの最大のメリットは、ウォーキング・ストリート、セントラル・フェスティバル・モールを始め、パタヤの殆どの娯楽施設が歩いて行ける距離にあることです。
この理由からも、ホリデーでのショート・ステイの旅行者や、都市部で働く駐在員からは、最も人気のエリアとなっています。
このエリアのレンタルの利回りは最も高く、テナントを探すのも非常に簡単です。資産評価額においても、限られた残地に、近代的なコンドミニアムが次々と建設されている状況の中で、高額になっております。
このエリアの下部は、他のエリアに比べて混雑しており、海の透明度も他のエリアと比べると若干クオリティが落ちます。もしあなたが、休暇を十分リラックスすることに重点をおいているのであれば、他のエリアもぜひ見てみることをお勧め致します。
プラタムナック ヒル
プラタムナック・ヒルは、その静かさと緑が豊富なこと、かつ都市の中心部にあり娯楽施設へも歩いて2,3分で行ける特性から、パタヤでも二番目のエクスクルシブなエリアとなっています。
他にもあるメリットとしては、コンドミニアムから海を挟んで、コ・ラン島への景色が抜群で、レンタルのリターンも見込め、投資家からの人気も非常に高いエリアとなっていることです。
ビーチ・フロントに続き、海が見える爽快な景色があるというメリットは、資産評価額を上げる大きなポイントとなります。このエリアは未だ、プロパティ建設用地が豊富にあり、それゆえウォンマット程の急激な価格上昇はありませんが、投資対効果が十分に見込めるエリアと言えるでしょう。
ジョムティエン
ジョムティエンはパタヤでは最も新しく 、また最も成長速度が早いエリアです。
ジョムティエンビーチはセントラルパタヤの中でも有数の成長エリアで、海岸道路沿いは、大きなショッピングセンターはないものの、ダイニングレストランやエンターテイメント施設などが多数立ち並んでいます。
ジョムティエンは、物件価格も手頃で予算に制限がある方には、魅力的な投資先となっています。
このように多くの要素が備わったこのエリアは、休暇で特に家族での使用目的で購入する方にとっては、ベストの選択と言えるでしょう。
ジョムティエンは、パタヤの中でも最も新しい開発エリアなので、未だ多くのプロパティ建設可能用地があり、現在約6000件のアパートメント(コンドミニアム)開発プロジェクトが、2年以内の完成を予定とし進行中です。
プロパティ建設可能用地が未だ豊富にあることから、資産評価額が若干他のエリアに比べて下回り、レンタルのためのテナントを見つける作業も、他のエリアよりは少し苦労する可能性があります。
ナー ジョムティエン
他のエリアと比べて開発案件が少ないエリアですが、海岸沿い通りの海側(ビーチ・フロント)の建設が可能なエリアが未だ多くあることが、ナージョムティエンの優位点となっています。
もうひとつの大きな魅力としては、このエリアにある、オーシャンマリーナ・ヨットクラブで、多くの富裕層からも人気を得ております。
それゆえ、ビーチ沿いの開発物件は、優れた資産評価額を獲得しています。
ナージョムティエンのチャレンジ項目となるところは、物件自体が少ないことです。
しかしながら状況は、2013年にバンサレー沿いに建設された、ミモザ・ショッピング・ヴィレッジとカートゥーンネットワーク・アマゾン・ウォーターマークを機に変わりつつあります。
セントラルパタヤまでの距離が若干あり、レンタルテナントからの人気は、他のエリアと比べて若干下がるとはいえ、ビーチのクオリティやその高級感から、資産の評価額は非常に高くなる傾向にあります。
バンサレー
バンサレーは他の地域と比べかなり静観で、施設や交通量も少ない、小さな村のような雰囲気を持っています。
ビーチも非常に綺麗で、全く混雑しておらず、周辺の緑も豊富です。
より静かで伝統的なタイ・スタイルを求めるのであれば、このエリアは最高の選択となるでしょう。
バンサレー地域のプロパティ価格は、他のエリアと比較してもかなり安く、その反面、資産評価額は高いと言えます。2013年末の巨大なカートゥーンネットワーク・アマゾン・ウォーターパークの完成など、このエリアが急速に発展していることが背景となっています。
これらの理由から、ホリデー・ホームとして、価格が手頃で、静観な場所を楽しみたい方は、このエリアをぜひ選択肢のひとつとして検討してみてください。
バンサレーのデメリットとしては、セントラルパタヤから若干距離があることで、
これがバイヤーやテナントからみて、やや魅力が落ちる点となるようです。
イーストパタヤ
スクンビッド通りの東側は、多くのビラ開発が進行中のエリアで、価格も非常にリーゾナブルとなっています。3ベッドルームのビラは、他のエリアの2ベッドルームのアパートメント(コンドミニアム)よりも安価です。
ビラは、アパートメント(コンドミニアム)と異なり、外国人は土地の購入が出来ないので、タイベースの会社名義でないと買うことが出来ません。
加えて、都市中心部からビラまでの移動には車等の移動手段が必要となり、
この点がオーナーやテナントがレンタルする際の、チャレンジ項目となっています。
しかしながら、資産評価額の上昇や、レンタルによる収益を目指す方にとっては、アパートメント(コンドミニアム)がより良い選択と言えるでしょう。
